マルタン・マルジェラの日本初大規模個展が東京の九段ハウスにて開催
パリ発のファッションブランド「Maison Margiela(メゾン マルジェラ)」の創立者(*現在は退任)としても知られるベルギー出身の伝説的アーティスト Martin Margiela(マルタン・マルジェラ)の日本初大規模個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」が、登録有形文化財・九段ハウスにて開催される。会期は2026年4月11日(土)から2026年4月29日(水)まで。

1927年竣工の歴史的な邸宅という空間に、現代美術作品を展示するというコントラストに、Margielaは強い関心を寄せているという。本展では、邸宅全体を舞台に、数多くの作品が儚くも一時的なインスタレーションとして展開される。
2008年にファッション界を退き、アーティストへと転身したMartin Margielaは、人間の身体や痕跡、時間、不在といった主題を軸に表現活動を継続しており、本展はその実践を日本で初めて包括的に提示する大規模個展。再利用、分解、変容といったテーマへの探究。その創作において人間の身体は今なお重要なインスピレーションの源であり続けている。Margielaの作品は、日常の中にありながら見過ごされがちな物や状況への鋭い観察から生まれ、平凡なものが非凡なものへと転化していく。
本展では、コラージュ、絵画、ドローイング、彫刻、アッサンブラージュ、映像作品など、多様な技法による作品を紹介。生活の痕跡が残る古い邸宅に作品を設えるという選択は、Margielaにとって大切な「私的な空気感」を反映するもの。来場者は、邸宅全体に広がるさまざまな部屋を巡りながら、極めて親密な距離感の中で作品と向き合う体験へと招かれる。なお、展示構成およびキュレーションは、すべてアーティスト自身によって手がけられている。
以下マルタン・マルジェラのコメント
「匿名性は、私の創造の自由にとって不可欠なプライバシーを守るために必要なものです。
ファッションの時代と同じ興味や強迫観念を、私は今も持ち続けていますが、人間の身体はもはや唯一の表現媒体ではありません。」
「私は常に観察者であり、日常的な物や状況から強いインスピレーションを受けています。
今日ではさまざまな技術的サポートを用いることが当たり前になっていますが、私は可能な限り、手仕事のプロセスを見せることにこだわっています。それが、不完全さやパティナ、未完成の美に対する私の深い愛情につながっています。」
「私は答えを示すよりも、問いを投げかけたいのです。」
九段ハウス
本展の会場となる九段ハウスは、1927年に竣工したスペイン様式の洋館を改修した、会員制ビジネス・イノベーション拠点。旧山口萬吉邸として知られ、現在は登録有形文化財に指定されている。本年4月、Martin Margielaはこの場所において、かつての家族邸宅が持つ私的で親密な空気感を蘇らせることを選んだ。九段ハウスを訪れたMargiela自身もその佇まいや空気感に強い共鳴を覚えたという。
2000年、彼は東京・恵比寿の歴史ある邸宅に、世界初となる「Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)」の店舗をオープンし、浴室やキッチンを含む邸宅全体にコレクションを展示した。そして四半世紀を経た2026年、再び東京へと戻り、同じく歴史的な邸宅である九段ハウスで作品を発表することを選んだ。
—-「再び東京に戻り、1927年に建てられたこの家で作品を見せられることを嬉しく思います。2000年のときと同じように、来場者が各部屋の親密な空間の中で作品と出会い、驚きを感じてもらえることを願っています。」 —- Martin Margiela
現在以下オンラインリンクにて本店のチケットが販売中なので、興味のある方は是非お見逃しなく。
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展覧会タイトル: MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE
アーティスト: Martin Margiela
会期: 2026年4月11日(土) ‒ 2026年4月29日(水)
会場: 九段ハウス
住所: 〒1020073 東京都千代田区九段北1-15-9
開館時間: 10:00〜19:00 *最終入場18:00
※最終日4月29日(水・祝)のみ最終入場16:00、閉館時間17:00
観覧料: 一般 2,500円
マルタン・マルジェラ
1957年 ベルギー・ルーヴェン生まれ
1980年 アントワープ王立芸術学院卒業
1984–1987年 Jean-Paul Gaultier(ジャン=ポール・ゴルチエ)(パリ)のアトリエでデザインアシスタントをスタート
1988年 Jenny Meiren(ジェニー・メレンズ)とともにパリで「Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)」を設立、初のショーを発表
1997–2003年 「Hermès(エルメス)」(パリ)ウィメンズ クリエイティブ・ディレクター
2008年 20周年ショーを機にファッション界を離れ、ビジュアルアートに専念
2019年 Bielefeld Kunsthalle(ビーレフェルト美術館)にて初のグループ展
2021年 パリのLafayette Anticipations(ラファイエット・アンティシパシオン)にて初の個展
2022年 同展が北京・MWoods(エムウッズ)に巡回
2023年 同展がソウル・Lotte Museum of Art(ロッテ美術館)に巡回
2023年 アムステルダム・Eenwerk Galleryにて個展
2024年 ブリュッセルおよびアテネのBernier / Eliades Galleryにて個展
MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE
主催:原田 崇人(rin art association)
共催:kudan house
協力:Bernier / Eliades Gallery
Gallery NAO MASAKI
Taka Ishii Gallery
協賛:株式会社ジンズホールディングス
制作:黒瀧 紀代士
Kornieieva Varvara
黒瀧 保士
制作協力:
株式会社 アートコア
株式会社 原人社
ハイロックデザインオフィス
糟谷 健三
ウェブデザイン・制作:
Thought. / SA . NA
お問い合わせ
contact@rinartassociation.com
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