ナイキのスローガン“ジャスト ドゥ イット”の由来とは
米大手スポーツブランド「Nike(ナイキ)」が1988年に制定したスローガン『Just Do It(ジャスト ドゥ イット)』は、世界で最も有名な企業スローガンの1つとなり、直訳すると“とにかくやってみよう”というシンプルかつアクティブな一言が、多くのアスリートに勇気を与えてきた。
映画『AIR(原題)』の冒頭でも語られたこの“Just Do It”の由来だが、このスローガンを作ったのは、当時ナイキで広告担当だったダン・ウィーデン(Dan Wieden)。ウィーデンは殺人鬼で死刑囚のゲリー・ギルモア(Gary Gilmore)の最期の一言からヒントを得たと明かしており、1977年1月17日の死刑執行日、死刑制度を中止していたアメリカで、自ら死刑を望み、銃殺刑に処されたギルモアが撃たれる直前に呟いた言葉が「Let’s do it(さあ、やろうぜ)」から着想を得たという。
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