ブリットポップ バンド『オアシス』が復活。ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーがオアシスとして16年ぶりに同じステージに立つ。
1994年にマンチェスターから突然変異的に現れた、ノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟擁するUK音楽史上最強のロックンロール・バンド『oasis(オアシス)』は日本時間2024年8月27日(火)、長年待ち望まれていた<OASIS LIVE 25>ワールドツアーの皮切りとなるイギリスとアイルランドの公演を確定し、長年の熱狂的な憶測に終止符を打った。オアシスは2025年夏にカーディフ、マンチェスター、ロンドン、エディンバラ、ダブリンで公演を行う。
ノエルとリアムのギャラガー兄弟擁するオアシスは、2009年8月に兄のノエルが脱退したことにより解散。それ以降、2人の不仲を理由に再結成はあり得ないとされていたものの、昨8月26日、“27.08.24”(2024年8月27日)、“8am” の文字を映し出した動画がそれぞれオアシス、ノエル、リアムのSNSアカウントに投稿された。そのためこの投稿がオアシスの再結成を意味しているものではないかと大きな話題となり、日本でもX(旧ツイッター)で 「オアシス再結成」 「oasis再結成」 のほか、関連して 「兄弟喧嘩」 もトレンド入りとなっており、昨日の8月26日にはリーバイスコラボのTシャツコレクションも突如発売された。
そして迎えた “27.08.24” “8am”(日本時間の本日27日午後4時)、遂に待望の再結成が事実であることが明らかになった。オアシスのライブ体験は、他に類を見ないものだ。ステージに上がると迎える歓声。問答無用の名曲がずらりと並ぶセットリスト。観客が一言一句歌い返す、背筋がゾクゾクするような感覚。そして特に、リアムとノエル・ギャラガーが一緒にステージに立つときにのみ感じられるカリスマ性、輝き、熱狂。
2009年にバンドが解散して以来、兄弟はそれぞれ独自のプロジェクトで活躍し、2人で10枚のアルバムを全英1位に輝かせたほか、数え切れないほどのフェスティバルのヘッドライナーを務め、スタジアムやアリーナで公演を行ってきた。しかし、オアシスは別物だ。再結成のきっかけとなった大きな啓示の瞬間はなく、時が来たという認識が徐々に広まっただけだ。しかし、タイミングは潜在意識の影響に違いない。今週の木曜日は、彼らの衝撃的なデビュー・アルバム『Definitely Maybe』がリリースされてからちょうど30年目にあたる日であり、2025年には、同じく重要なセカンドアルバム 『(What’s The Story) Morning Glory?』 も同じ30周年の記念日を迎える。
オアシスは今回の再結成について、次のようにコメントした。
—-「銃声が静まり、
星が一列に並んだ。
長い待ち時間は終わりだ。
テレビ放映されることはないから
ぜひ観にきてくれ。」—-
今週は、オアシスにとっては良くも悪くも歴史的な一週間だ。今から15年前の2009年、パリで行われたRock En Seine Festivalでノエルがバンドを脱退したことにより事実上のオアシス解散となったのが8月28日。再結成がアナウンスされた今日8月27日は奇しくもその前日となる。そして、8月29日は、デビュー・アルバム 『オアシス (原題:Definitely Maybe) 』 発売から30周年。翌8月30日には、Monnow Valley(モノウ・ヴァレー)スタジオでの幻に終わったオリジナル・レコーディング・セッションからの楽曲のほか、コーンウォールのSawmills(ソーミルズ)スタジオで行われた最終的なアルバムのレコーディング・セッションからの貴重なアウトテイクを多数収録した、30周年記念盤がリリースされる。
なお、2024年はデビュー・アルバム 『オアシス (Definitely Maybe) 』 のリリースから、そして初来日公演からも30周年というビッグ・アニバーサリー・イヤー。これを記念して、改めて彼らの残した<永遠に色あせない>楽曲の魅力、そして唯一無二なその存在を多角的な視点で紐解く壮大なエキシビション『Live Forever:Oasis 30周年特別展』 の開催が決定している(11月1日(金)から六本木ミュージアムで開催)。2014年、わずか4日間という短期開催ながら1万人を動員したオアシス日本初の展覧会『CHASING THE SUN:OASIS 1993 -1997 あなたにとってのオアシスとは』から10年ぶりとなる本展では、彼らの愛用した楽器や直筆の歌詞の走り書き、バンド初期のアイコニックなオリジナル・ポスター群など、前回は紹介しきれなかった貴重なアイテムも多数展示。故郷マンチェスターの文化的背景をたどり、世代を超えるロックンロール・スーパースターがいかにして誕生したのかを探ってゆく。アルバムのアートワークを再現したフォト・スポット、彼らのライヴを体感できるスペースなど、オアシスという稀有なバンドの魅力をその名曲とともに深掘りできる内容になる予定だ。
歴史的な再結成にむけ、<デビュー・アルバムの30周年記念盤>と<オアシス展>でしっかりバンドの軌跡の予習をしておきたい。
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公式サイト・ライブ情報
来年後半には、OASIS LIVE ’25 をヨーロッパ以外の大陸で開催する計画が進行中。
英国公演のチケットは、8 月 31 日土曜日の午前 9 時より、
にて発売予定。ダブリン公演のチケットは、同日午前 8 時から ticketsmaster から発売予定。公演日程は以下
JULY 2025
4th – Cardiff, Principality Stadium
5th – Cardiff, Principality Stadium
11th – Manchester, Heaton Park
12th – Manchester, Heaton Park
19th – Manchester, Heaton Park
20th – Manchester, Heaton Park
25th – London, Wembley Stadium
26th – London, Wembley Stadium
AUGUST 2025
2nd – London, Wembley Stadium
3rd – London, Wembley Stadium
8th – Edinburgh, Scottish Gas Murrayfield Stadium
9th – Edinburgh, Scottish Gas Murrayfield Stadium
16th – Dublin, Croke Park
17th – Dublin, Croke Park
最新リリースアイテム
『オアシス (原題: Definitely Maybe)30周年記念デラックス・エディション』
2024年8月30日 リリース
<2CD>
■豪華ハードカヴァー・デジブック×三方背スリーブケース仕様
■日本盤のみの仕様
・高品質Blu-spec CD2仕様
・英文ライナー訳/歌詞・対訳/新規解説 (妹沢奈美) 付
SICX30217-30218 税込¥4,400 【完全生産限定盤】
■日本盤のみの仕様
・英文ライナー訳/歌詞・対訳/新規解説 (妹沢奈美) 付
・日本語帯付き
SIJP185-188 税込¥16,000 【完全生産限定盤】
<デジタル>
展示会情報
リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展
会期:2024年11月1日(金)~11月23日(土)
会場:六本木ミュージアム
主催:ソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックレーベルズ、ソニー・ミュージックパブリッシング
後援:ブリティッシュ・カウンシル 協賛:ADAM ET ROPÉ
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