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NBAヒューストン・ロケッツの応援に駆け付けたTravis Scott。足元には幻の名作Nike Dunk Low SB “Paris”を着用

トヨタセンターに現れたトラヴィス・スコット。ハイセンスなファッションと足元に着用した幻のスニーカー ナイキ ダンク ロー エスビー “パリ”にフォーカス

現地時間2020年2月24日、米テキサス州ヒューストンに本拠地を置くNBAチーム「ヒューストン・ロケッツ」がホームのトヨタセンター(Toyota Center)にて、「ニューヨーク・ニックス」に123 – 112のスコアで勝利を収めた。

この日応援に駆け付けたのは同じくヒューストン出身のヒップホップアーティスト「Travis Scott(トラヴィス・スコット)」。当日は彼のボブルヘッドが配られ、観客のサインに応じるなどして会場を盛り上げた。

そしてボブルヘッド以上に注目されたのがトラヴィスのファッション。キャップはNike SB(ナイキSB)とのコラボ作Dunk Low PRM QS “Cactus Jack”の発売を記念しtravisscott.comでリリースされたCACTUS JACKスケートハット、アウターはDIOR(ディオール)のパファーダウンジャケット、パンツはCACTUS JACK特注カーゴパンツ、そして一際目を惹く足元のキックスは、2003年にリリースされた幻の超名作スニーカーNike Dunk Low SB “Paris”を着用。

Nike Dunk Low SB “Paris”

 

Nike Dunk Low SB “Paris”(ナイキ ダンク ロー SB “パリ”)は、当時世界各地で催された『ホワイト・ダンク展』がパリで行われた際に200足限定で発売された超限定モデル。そのデザイン性の高さから大きな話題を呼び、発売日当日には世界中から熱心なスニーカーヘッズたちが集結。だが諸事情により販売は途中で中断され、実際市場に出回ったのは200足よりもずっと少ない数だったそうだ。

オーバーレイに落とし込まれたアーティスティックなグラフィックは、第二次世界大戦後の具象絵画が代表的なフランスの画家「ベルナール・ビュフェ(Bernard Buffet)」のもの。彼が描いた代表作品「青い闘牛士」や「アナベル夫人像」、リトグラフの小鳥などをデザインとして取り入れており、サイドのスウッシュロゴにはレッドカラーのレザー素材、トゥボックスやサイドパネルなどオフホワイトカラーの部分にはヌバック素材を使用するなど、異素材ながらも絶妙すぎるデザインパターンを演出。ダンクのみに止まらず、ナイキのスニーカー史上最高傑作の呼び声も高い超名作モデルだ。

ちなみに2018年に放送された「アメトーーク!」で特集された「スニーカー芸人」にて、600足以上のコレクションを持つという芸能界屈指のスニーカー好き俳優 佐藤隆太さんも本モデルを所持していることを明かしている。

現在本作はStockXなどの二次流通市場において数百万円で取引される入手難度MAXな一足となっており、ヘッズなら誰もが一度は憧れる伝説的モデルとして君臨する。

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StockX

Nike Dunk Low SB “Paris”

カラー: Rope/Special Cardinal

スタイルコード: 308270-111

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