ナイキが長年のパートナーだったクロットのエディソン・チェンに対し訴訟を起こす。
米スポーツブランド「Nike(ナイキ)」が、香港発のストリートブランド「CLOT(クロット)」の創設者 Edison Chen(エディソン・チェン)を提訴したことが明らかとなった。
この訴訟は、今週月曜日にロサンゼルスの連邦地方裁判所に提訴された。被告として名指しされたのは、チェンが所有する企業であるJUICE Los Angeles LLC。ナイキは、エディソン・チェンが経営する企業に提供した商品代金としてジュースが支払うべき未払金$126,615.58(約1864万円)を回収するため、この訴訟を提起した。チェンが被告として名指しされたのは、彼がジュースの口座の個人保証人であるため。チェンはロサンゼルス在住で、その企業JUICEも同地に本社を置いている。
チェンはこれまでナイキと長い歴史を築いてきた。しかし、2023年10月の上海ファッションウィークで、チェンはナイキの競合他社であるアディダスと新たなパートナーシップを組んだことが明らかとなった。アディダスとチェンは、クロットの2024年春コレクションのショーで提携を正式発表し、コラボレーションラインの最初のコレクションは「アディダス オリジナルズ バイ エディソン・チェン」と名付けられると明かした。
クロットとナイキの提携は約20年間続いた。最初のコラボレーションスニーカーは2006年に発売され、両者はその後も安定したパートナーシップを築いてきたが、やがてその関係は期間満了と共に終了。提携が終了した理由については特に語られることはなかった。
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