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Denim Tears × Arthur Jafa “Systemic Racism Controls America”が4月26日より発売

デニムティアーズ x アーサー・ジャファ によるコラボアイテムが登場。トレマイン・エモリーがSupremeに最上級の皮肉を込める。

Tremaine Emory(トレマイン・エモリー)が手掛ける「DENIM TEARS(デニム ティアーズ)」と、アメリカのビデオアーティスト兼映画監督 Arthur Jafa(アーサー・ジャファ)によるコラボコレクションが、現地時間2024年4月26日(日本時間4月27日)より発売予定。

昨年8月、エモリーはSupreme(シュプリーム)のクリエイティブ・ディレクターを辞任。その原因としてSupreme側のSystematic Racism(組織的な人種差別)を指摘し、界隈を騒然とさせた。

エモリーは、Supremeのクリエイティブディレクターを務めていた際にアーサー・ジャファとのコラボレーションを提案したところ、シュプリームの上層部は黒人奴隷のデザインなどをアパレルに落とし込むべきではないとし、彼と連絡を取ることなくプロジェクトをキャンセル。当時キャンセルの理由は完全には明らかにしなかったという。

あれから約1年、エモリーは自身のレーベルDenim Tearsの新プロジェクトのためにArthur Jafaと手を組んだ。 このコラボレーションの最初のティーザー画像は、SupremeをさりげなくDisったものだった。 Supremeのルックブック写真のようなスタイルで撮影されたこの画像は、中指を立て、おなじみの全面プリントのスカイブルーのパーカーを着たモデル(Neighbors Skate ShopのTré)をフィーチャーしている。

Supreme Illegal Business Controls America Zip Up Hoodie(2007)

フーディーには “Systemic Racism Controls America”(アメリカを支配する組織的人種主義)といった皮肉めいたメッセージがプリントされており、 このデザインは、2007年にSupremeからリリースされたSupremeのIllegal Business Controls America Zip Up Hoodieが元ネタとなっている。

Supremeがこのフレーズを最初に使ったのは2003年のTシャツで、詐欺容疑で逮捕されたウォール街のブローカー、Igor Kotlyarにちなんだものだった。 ニューヨーク・タイムズに掲載されたKotlyarの逮捕写真には、ブローカーがシュプリームのボックスロゴTシャツを着て手錠をかけられ、警察に護送されている姿が写っている。

Tréはまた、Jafaの2017年の作品「LeRage」のイメージをあしらったTシャツを着ており、これはインクレディブルハルクをダークなグレースケールで表現したもので、黒人と文化的認識についてのコメントとして機能している。その他にも、Supremeでキャンセルとなった黒人奴隷のグラフィックを採用したパーカーなどもラインナップする。

界隈を騒つかせているDenim Tears x Arthur Jafa “Systemic Racism Controls America”は、現地時間4月26日(金)にdenimtears.comおよびニューヨークのAfrican Diaspora Goods店頭で発売される。奇しくも発売日が、Supremeが30周年記念アイテムをリリースするWeek11と重なることとなった。

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DenimTears.com 日本時間 4/27 AM0:00〜

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